都心からわずか1時間半。喧騒を抜けてたどり着くのは、四季が生きている場所「箱根」。
古くから湯治場として愛され、多くの文人墨客が訪れたこの土地には、自然と文化、そして人の温もりが溶け合う不思議な静けさがあります。
春は山桜、初夏は紫陽花、秋は燃えるような紅葉、そして冬は静謐な雪景色。訪れるたびに違う表情を見せてくれるこの箱根は、“帰りたくなる場所”という言葉がよく似合います。
美術館巡りや芦ノ湖の遊覧、箱根神社へのお参りなど見どころも尽きませんが、なによりの魅力は「ゆっくり過ごすこと」が許される時間の流れ。
お湯につかり、景色を眺め、深呼吸をする——ただそれだけで、心が整っていくのを感じられるはずです。
私たちが箱根蔵樹という宿をこの地に構えた理由も、まさにこの“癒しの根源”を感じていただきたかったから。
一泊でも、五泊でも、あるいは35年かけて何度も——
箱根という場所は、あなたの人生にそっと寄り添い続けてくれるでしょう。